はい、本編始まる前に注意書きです。
この物語は、原作であるとらハが基準でその物語にTV版リリカルなのはが注ぎ込まれています。
よって、士郎さんは死亡、恭也は恋人なしでなのは・フェイトは11歳です。
その事を了承できる方のみお読みください。
では〜
恭也の散々な一日〜八神はやて編〜
ああ、これは夢だなと俺は理解した。
それは当然事だろう、ぼんやりと波間をたゆたうようなその感覚に俺はそれが夢だということに核心を持てた。
最近、なのはとフェイトによる襲撃の数が増えている為自室すら安全圏ではなくなった俺の部屋、既に安眠などという言葉からは程遠い位置に居るのは正直泣けてくる。
だが、今日はなのはもフェイトもこの家には居ないので安心して眠りに付いていた。
しかし、この感覚は悪くないな――――
だが、同時になんとなくだがもう眠りが覚めてきている事も理解できていた。
意識が少しずつはっきりしてきたのだ。
「もう、朝なのか……」
夢の中で俺が囁いたとき、それがきっかけになったのか俺の意識は覚醒した。
そして起きた途端に聞こえたのはズンッという音と共に少女の悲鳴だった。
「あぅぅぅぅぅぅっ!!!」
「な、何だ?!」
まどろみなどという時間なんて欠片もなかった。
目の前には最近なのはの知り合いとして知り合った八神はやてが居た。
――――裸で。
フリーズ。
なのはやフェイトで見慣れて(見慣れたくなかったが)いるが、今だに未発達の体が俺の前にさらされていた。
ついでに俺は下半身が非常にスースーする事にも気づいていた。 それと同時に来る、強力なまでの締め付け。←何をだ
状況理解、いっそ殺せ。 いや、むしろ殺してくれ!!
「あ、うぅぅ……恭也さん」
「は、はやて? な、なんでこんなことに!?」
むしろ俺の疑問は当然だと思う。
――――他の日はともかく、今日はこういう展開をするとは思っていなかったのだから。
と、言うか……やはりはやてのものからは赤い血が見えた。
むしろ、それで死にたい度がランクアップした気がする。
「ぅぅぅぅ……私だって……恭也さんのことが好き、なんやから……」
「は、はやて……でも、こんなことは君にはまだ早いよ」
痛みを堪えて揺すり始めた(何をだ)はやてに俺は必死に説得をする。 だが、彼女は止まらなかった。(ぉ
「恭也、さん、私のこと嫌い?」
「ぐっ……」
涙目で上目遣いでそういってくるはやては凶悪なまでに可愛らしかった。
だが、ここで落ちることは即、死につながることになる。
――――手遅れって言うな!!(血涙)
「と、ともかく、はやく離れて……!?」
そう言いながら、彼女の両脇に手を入れようと体を動かそうとして――――自分が拘束されていることに気づいた。
ブルータス、お前もか。
「マイスターはやて、言われたとおり拘束しました!」
「ありがとう、リィン……リィンも一緒に手伝って、な?」
「はい! マイスターはやて、がんばります!!!」
もう、逃げられないようだ……
俺は、目の前に居る少女との一晩を覚悟した。
翌朝――――
「お兄ちゃん?」
「恭也さん?」
「「これはどういうこと!?」」
二人の魔法少女が殺意全開で俺とはやてを睨み付けていた。
――――そのとき、ああやっぱりな、と悟った。
「う〜ん、恭也さん指は無理ですぅ〜……」
「……はぁん、それ以上は私、壊れちゃうぅ……」
あとがき
作者:覚悟は出来ているッ!!!
恭也:いい度胸だ!!
二度と蘇るなッ!!!!
作者:ぎゃああああああああああ!!(バタリ)
魔龍:……今回は俺が手を下すまでもなさそうだな。
はやて:でも、恭也さんなのはちゃん達の言うとおり、激しかったですー